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「若冲が来てくれました」に、行ってきました。 [国内タビ]

ひょんなことから、東日本大震災復興支援 特別展「若冲が来てくれました」に行くことに
なりました。
 
東京駅から東北新幹線に乗って、JR福島駅へ。1時間半ぐらいで到着します。近いです。
そこから私鉄交通に乗り換えて3分ぐらいの「美術館図書館前駅」というところで降ります。
のどかな小さな駅です[バス]
image-20130818122853.png
 
この「若冲が来てくれました」という展示は、アメリカのジョー・プライズさんが
コレクションしている江戸時代の画家たちの作品を、東北の子供たちにみせたいという
強い想いから実現したそう。
 
プライズ夫妻は、自分自身も美しいものをみて人生が救われ、勇気づけられた経験を
もっています。東日本の震災を知ったお二方は、なにかできることはないかと行動を
起こされたのです。
 
まず、その事実や衝動に感動してしまい、入り口付近で涙です。
(入り口付近に、今回の経緯が書かれています)
 
 
会場には多くの人が訪れていました。車も満車のようです。
 
伊藤若冲さんというのは、江戸時代の画家です。生前(というか、明治以降)はさほど有名な画家では
なかったそうです。このプライズさんが見いだしたと言っても過言ではないのかな。 
 
今回の展示では、伊藤若冲だけではなく、長沢芦雪さんや曾我蕭白さんの作品も並びます。
江戸時代の画家は、非常にユーモラスでかわいらしさがあって、くすっと笑えます。
白黒で描かれた絵でさえ、なんだかカラフルな趣があって、元気が出ます。
 
私は、森狙仙さんの「ハチを見上げるサル(猿図)」とか、長沢芦雪さんの「ゆうれい
(幽霊図)」、「松・竹・梅にあつまるたくさんの鳥(松竹梅群鳥図)」という中住道雲さん
の作品なんかが好きでした。四季シリーズも、日本の良さを再認識できて、良かったです。
 
若冲が来てくれました‐プライスコレクション江戸絵画の美と生命

若冲が来てくれました‐プライスコレクション江戸絵画の美と生命

  • 作者: 日本経済新聞社
  • 出版社/メーカー: 日本経済新聞社
  • 発売日: 2013/03/01
  • メディア: 大型本
 
プライス夫妻の想いと、江戸の画家たちの知恵とユーモアと技術がいっぱい詰まった
特別展です。おすすめ[リボン]
 
▼福島県立美術館
2013年7月27日(土)〜2013年9月23日(月・祝)
開館時間:9時30分〜17時(最終入館16時30分)
休館日 :毎週月曜日(9月16日、23日は除く)
観覧料 :一般大学生(個人) 800円 

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